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2011年04月 アーカイブ

2011年04月25日

無担保借入とは

必見!
無担保借入ローン比較ページ

無担保借入とは「担保をいれずに借入をする」ことで、信用貸し・無担保ローンなど、他の言い方もあります。

無担保借入の代表格として「消費者金融での借入」がありますが、これが全てではなく、「家族・親戚・友人の間で、無担保で貸し借りをする」ことも、無担保借入に該当します。

また、クレジットカードのキャッシング枠を利用した借金も、無担保借入に入りますし、銀行も無担保で利用できるローンを提供しています。

最近は、無担保借入の残高がその人の年収に比して一定の割合以上となった場合には、新規の借入ができない法律ができました。

そのため「今までは自転車操業で、借金をやりくりしてきた」という人が、新規の借入ができなくなり自己破産に至るというケースもあります。

これは利用者のためでもあります。

延々と借金の自転車操業を続けると、借金と利息を合わせた金額は、膨れ上がっていってしまい、いずれは経済的に破綻します。

自己破産や任意整理などの履歴があると、その後の5年~7年ほどは借入ができなくなりますが、あまりにも簡単に借入ができると、再び借金を重ねてしまうことも、ありえます。

無担保借入を繰り返すよりは、「なぜ借入が膨らんだのか」をしっかり考える機会を持ち、根本的な借金体質を見直す必要があります。

無担保借入残高とは

クレジットカードの申込書などを記入する際に「現在の無担保借入残高」を記入する欄があります。

無担保借入とは、担保を入れずに借りているお金のことですので、住宅ローンなどの「住宅を担保にお金を借りている場合=有担保借入」の金額は、ここには記入しなくて良いです。

逆にカーローンなどで、車を担保に入れていない借入は、無担保借入となりますので、ここに記入する必要があります。

また、教育ローンも多くの場合は無担保借入となります。

銀行のフリーローン、消費者金融での借入、クレジットカードのキャッシング枠を使った場合や、2回以上の分割払いにしている支払がある場合には、無担保借入となりますので、無担保借入残高に加算する必要があります。

ちなみに、クレジットカード会社は個人信用情報機関に登録されている個人信用情報を参照して、クレジットカードの利用審査を行います。

そのため、他社のクレジットカードを使用しているか、延滞の履歴はあるかなどは、どのクレジットカード会社にもわかってしまいます。

そのため無担保借入残高で個人信用情報機関に登録されているはずの内容を、わざと書かなかった場合にも「書かなかったことで、審査に通りやすくなる」ということはありません。

無担保借入と総量規制

改正貸金業法が施行され、無担保借入は年収等の3分の1を超えた額を借りられないことになりました。

総量規制には「除外の借入(規制の対象とならない)」「例外となる借入(例外的に返済能力を判断して借り入れることができる)」がありますので、無担保借入の金額が多いからと諦めずに、さらに無担保借入ができるかどうかを、考えてみるチャンスはあります。

ちなみに「除外」とされるのは不動産購入のための借り入れ、自動車購入時の自動車担保ローン、高額医療費の借り入れです。

無担保借入は「複数の会社から借りている無担保借入額の総額」で判断されますので、無担保借入がかさんでいる人は、新たな借入ができなくなって、慌てるかもしれません。

ただ、そもそも借入がかさんでいる理由を見直す、良い機会ととらえることもできます。

消費者金融が貸し渋りを行うようになった、と言われているのは、過払い金請求の増加、グレーゾーン金利の撤廃、無担保借入の総量規制など、消費者金融の売上を直撃するような法律が、次々と施行されていることが理由です。

年収が低く、銀行からの借入ができない人も数多くいますので、「消費者金融が全てなくなったほうがいい」ということには、なりませんが、利用者の側も、無担保借入に頼らない生活を、築いていくべきですね。

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